リムバシステム・ユーザ事例

「バックアップデータの長期保存やローテーション保存をテープ装置からリムバシステムに変更」

自動車製造業 システム管理者 Y様(職歴18年)

システム管理者皆さん、バックアップに苦労していませんか。
「たかがバックアップ、されどバックアップ」。長年この仕事をしていると、バックアップの重要性は骨身に沁みてわかっていても、このご時勢、必要性能に見合う十分な設備投資を、バックアップへかけられない頭の痛い、ストレスの溜まる課題となっている管理者も多いのではと。

管理するサーバが数十台、データ量も数十TB(テラバイト)となると、バックアップがその日のうちに終わらない「笑えない笑い話」が、現実あるわけで・・・、ユーザーからは「昨日のフルバックアップはないのか!」と詰め寄られ「申し訳ありません。 今の設備では・・」と、ご丁寧に対応しながら、心の中では「毎日フルバックアップ欲しけりゃ金だせー!」なんてね。また愚痴ってしまいましたが。

そんな折、システムワークスさんから「これ使ってみませんか」と提案されたのがリムバシステム。
正直、「ディスク=壊れる」、「リムーバブルディスク=安くて遅い」と言う、私の勝手な思い込みがあり、システムの主要バックアップとして「本当に使えるの?」と、率直な気持ちをぶつけると、「そう言わず、一度読んでみませんか?」と、渡されたのが製本もされていない分厚い管理者ガイド。
「えー!」と思いつつも、ペラペラと頁をめくっていくと、「おお・!」生々しい「開発の裏舞台」が、眼に飛び込んできました。
「開発の裏舞台」では、リムバシステムがどのような経緯で開発され、そして具体的にどのような問題をクリアしながら製品化されてきたのか、その赤裸々な表現が、まだ使ってもいないリムバシステムに対し、不思議と身近に感じる感覚を覚えました。明確な開発コンセプトが、「これ、使えるかも」と、思わせます。
少し余談になりますが、システムワークスさんの高速大容量ストレージは、2008年度のノーベル物理学賞を受賞した小林誠さんの研究ベース 筑波「高エネ研」で稼動している事実を知ると、その技術力が高く評価されていることが裏付けられます。

話は戻りますが、小規模なリムバシステムのテストを重ね、ラック搭載型の9TB(3U)をWindows系のバックアップとして導入し、本格運用で試してみることになりました。
前書きが長くなりましたが、リムバシステムを1年と少々、本格運用に利用した結果、「良い点」、「悪い点」は、下記のようになりました。

「良い点」

  1. 速い
    データがディスク上にある利点を生かし、バックアップソフトを適切に選択することで、不可能だった毎日フルバックアップが可能になりました。性能比較として、下記のようになります。
    バックアップ対象容量: 2780GB
    テープ型のフルバックアップ時間: 25時間
    リムバシステムのフルバックアップ時間: 5時間38分
  2. 安い
    上記性能で、価格は、以前使用していたテープ装置の1/10です。
  3. 安全
    なんと言っても、「暗号化」と「見える安心感」でしょうか。
    「暗号化」は、使う側から見れば、まったく意識しません。データ(ファイル)の参照、復元は、普通のWindowsのサーバのように、ネットワーク共有ポイントからエクスプローラを用いて操作しますが、一旦リムバディスクがサーバから取り出されると、強力な暗号化が有効となり、中身を読み取ることが出来なくなるようです。
    「見える安心感」とは、リムバディスク内部情報に警告以上の情報が出ると、逐次管理者へメールが届きます。少し神経質的な感じもありますが、「ディスク=壊れる」を払拭させる監視機能だと思いました。
    テープ装置は、その意味では「見えない不安感」とでも、言うのでしょうか。
    リムバシステム運用後、一年が経過しましたが、壊れたディスクはありませんでした。

「悪い点」と言うより、改善点でしょうか。

  1. セキュリティのアクセス権が、ユーザー責任の設定
  2. リムバ管理マネージャがキャラクタモードのみの提供
    管理マネージャの使いがっては、悪くはないのですが、いまどきGUIは、必要かな。
  3. リムバシステムのOSがLinuxなので、Windowsユーザーには、敷居が高い

なんと言っても故障がなく、安定して稼動しているのが、一番助かります。